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カナダで暮らす 英語が苦手の50代主婦ブログ 〜だって人生100年なんだから

インタビュー(面接)のチャンスきなり現る

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 飛び込み営業してもつくづく失敗していた私。

失敗ではないですね、私が思っていた成果が出ないという事でした。

 

前回の話→高額スクールの後はリアルな仕事探し開始、その手段は飛び込み営業!

 

インタビュー(面接)のチャンスきなり現る

 以前、レジュメを渡したままのの小さなオープンレストラン、

 

レストランというより、1店舗だけのフードコートのレストランキッチン。

家から歩いて15分と近く

私がよく行くオフィスビル内の図書館の奥にあります。

中国語のサインがあり、提供している食べ物もギョーザなどのアジア食品

働いている女性もアジアン人でした。

結構気になっていた店だったのです。

 

以前来た時は、オーナーが休暇をとり旅行に出掛けて不在という事で

「ボスに話しておきます」と返事をもらっていました。

図書館に行ったついでにもう一度レジュメを持ち

思い切って、声をかけてみる事にしました。

 

「あの〜以前レジュメを持ってここへ来た者です。オーナーが2月以降なら

 こちらに居ると聞いたので、また伺いました。」

 

「あなたの事、覚えているわ」

 

お〜!なんと嬉しい言葉。適当にあしらわれて忘れらることが多いのに〜!

対応した若い女性がそう答えてくれました。

オーナーらしき人を呼んで私に会わせてくれました。

 

いきなりインタビュー(面接)が実現

フードコートの椅子に着席を勧められ

お店のコーヒーを差し出されました。

着席してお茶を出されるなんて、もうそれだけで感激でした。

今までの他のところでは

だいたいは立ち話で、相手は何かをしながら「ながら聞き」でした。

なので「あなたの話を聞きますよ」の姿勢をとってもらった事が

とても嬉しかったです。

 

レジュメを渡して仕事を探している旨を伝え、子供が3人いて主婦、

キッチン仕事、包丁仕事は得意だと伝えたと思います。

 

オーナーは私より5〜6歳年上の台湾人女性。

私より背は低いのですが、シャキッとした貫禄を感じました。

(オーナーと聞いたのでそう一方的に貫禄を感じたのだと今は思う)

私がカナダへくる数年前に移民としてカナダへ来たとのこと。

私が同じ移民で日本人だとわかると、日本へ行った事があるなど話してくれました。

世間話しをしながら彼女の話を一方的に聞かされ、

私の話などはそんなには聞いていない?!感じ。

私の英語を聞き取る前に自分の話をするといった具合。

 

店で働いている若いアジアン女性はオーナーの

姪っ子。その日はいなかったけど、彼女の娘もスタッフとして働いていました。

ガッツリ家族で固めている経営のお店。

 

「寿司は作れる?」

「はい、寿司ロールが作れます。

「では、明後日の午前10時に見本を持って来られる?」

「あなたが作れるなら、この店で寿司を売ってみたいと思っているの」

 

な、なんと寿司のオファー、

寿司職人ではないけど、主婦レベルで普通にのり巻き作れます!

寿司ロール(外国人に向けの外側お米、中に海苔)と醤油を

持っていき試食をしてもらいました。

寿司の効果あってか、まずはそこで1ヶ月のお試しで

私は働く事になりました。

ヤッターーーーー!!

 

最終的にはそのお店で約4年働く事ができました。

 

 

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2枚とも一番左がオーナーのボス、一番左が私。台湾人のコーワーカー!

 

勇気を出して行動した事で私が得られたこと

やっぱり仕事です。仕事を得た事で自分の為の貯えができました。

その仕事を始めてから約1年ちょっと後に日本へ帰省する事も実現できました!

ほんとにほんとに、嬉しかったです(涙)

 

フードコートキッチン、けっこうガッツリ働きましたよ。

(その件はまた別のページで書くつもりです。)

台湾人のコーワーカー、日本好きなですんなり気が合いました。

彼女たちは中国語を話すので、私とのコミュニケーション、

英語でつかえると漢字を使ってやりとりもしました。

これ、とっても面白いかった、漢字で通じました。

外国人の友達が出来た事も大きな成果です。

調理もするし、レジもこなす。

カナダ人相手にゆるく世間話しが出来るほどになりました。

もちろん時間は掛かったけど、

自分に小さな自信が生まれたのもこちらの店で仕事を経験したから。

これはのちにカナダ生活の自信にも繋がっていきました。